
日本人って、概して「宗教」という言葉に過敏に反応してしまう民族だなぁと感じます。
宗教=あやしい、怖い、洗脳される、弱い人、やることない人がすがるものetc…
Solの身内をはじめ、こんなイメージがつきまとっている気がします。
Solからしたら、TVや広告などのメディアのがそんな「色」が強い気がしているのですが・・
まぁそれは置いといて、もちろん一般論ですし、そうでない方々も大勢いるのは、確か。
むしろSolの友人は、後者の方が多いかもしれません。
けれども、後者も、「否定も肯定もしない人」が半数だとして、多く見積もって「ポジティブに捉える人」が半数だとしても、では自分が「信仰をもってやっていきたいか?」と問われたら、おそらくそんなにいないような(いたら摂理はもっと流行ってますね笑)。
日本人にとって、「宗教」・・というか、「信仰をもつこと」というのは、「生き方」や「生活」というよりは、何か別の、特別なことなのかもしれません(神社やお寺は、風習的な側面が強く、ここで言う「信仰」とはちょっと異なりますのであしからず)。
先進国で、ここまで「宗教」「信仰」が断絶されてしまっている日本。
国際的に見たら「不思議な国」と言われるのも、何だか頷けます。
神社やお寺にお参りに行くのに、「無宗教だ」と(胸をはって)いうその感覚が、結構特殊なようです。
けれども、数年前ですが、こんな記事も見つけました。
日本クリスチャン人口急激増加 6%か(Christian Today 2006.3)
どこまで正確なデータかは不明ですが(これは摂理人もカウントされるのだろうか?)、「人生に対する日本人の一般的な見方、精神的健康、道徳性に対して多くの日本人が失望していることも明らかになった」という箇所は、あながち外れていない指摘なのかなと。
新聞を読むと、「心の時代」やら「どう生きるか」系の書物が、政治・社会面でバンバン広告されていることからも、人生に生き悩んでいる人は多いのでしょう。
その意味では、「宗教」や「信仰」に、本質的に関心が高くなるのも頷けます。
これから、「宗教」や「信仰」が「時代の流れ」になると考えることが、理知にかなっているのかもしれません。
何を信じ、どのように生きるべきなのか?
日本人として、ひとりひとりが、この問いに深く向き合えるといいなぁと思います。