
東北大学には、松谷 基和(まつたに もとかず)先生という方がいらっしゃいます。
松谷 基和
1975年、福島県出身。
ハーバード大学大学院(東アジア研究、Ph.D.)
韓国近現代史/ 東アジアキリスト教史専攻。
ここまで摂理人Solの興味を、ピンポイントで研究されている方がいらっしゃるとは。。
2013年には、南山大学にて、 「韓国キリスト教とナショナリズム―“民族教会”の史的根拠を問う」という演題で懇話会も開かれていたり、今年(今月)は、「韓国とキリスト教」という演題にて、サロンの主催もされていたようです。
おもしろそう・・・。
韓国はキリスト教人口が全人口の30%近くに達しており、キリスト教が政治・社会に大きな影響力を持っている。
これは同じ東アジアに位置する中国や日本には見られない珍しい現象である。
本講演では19世紀末から今日に至るまでの韓国におけるキリスト教史を概観し、その成長の要因や問題点について検討を行う。 (南山大学での懇話会概要より)
共同著書『アジア主義は何を語るのか』(ミネルヴァ書房)では、
第17章 明治期クリスチャンと朝鮮開化派(松谷基和)
――「キリスト教」と「アジア主義」の交錯
1 「キリスト教」と「アジア主義」
2 明治期キリスト教と朝鮮の接点
3 明治期クリスチャンと朝鮮開化派
4 大日本海外教育会と「キリスト教アジア主義」の行方
こんな研究もされています。
韓国って、教会が日本のコンビニの数並にある国なんですよね。
地方や郊外でも、車を走らせていると、次から次へと真っ赤な十字架が目に入ってきます。
ここまでキリスト教が普及し、今でもその影響力を放つのは、アジアでは韓国だけ。
考えてみると、不思議ですよね。
中心地はその時代の神様の御心を100%受ける。
(2012年8月13日 摂理・鄭明析牧師の御言葉)
とは言いますが・・・
ちなみに、韓国とキリスト教については、『韓国とキリスト教』(中公新書)が入門書としておすすめです。
キリスト教伝播の歴史的記述から、「国民の約3割がクリスチャン」、「『伝道集会』なるものがあちこちで開かれている」など、現代の韓国を知るにも良書です。
摂理人として、鄭明析先生を知るためにも、韓国の歴史や民族のことにも、関心を払ってゆきたいです。