戦場の最前線、越えてはいけない「一線」

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先日、Solは摂理の教会メンバー数名に、すごく心配されることがありました。

自分では、大丈夫だと思っていたことが、何も知らない人から見るとすごく危険に映ったようです。
この人からも!?とあまりに心配されるので、今一度、自分の立ち位置を振り返り、状況を俯瞰してみると、自分は確かに「危険」な場所にいました。

そしてまた今も、いることに気づかされました。

ちょっと待った!危ない。気をつけなさい。前を見なさい。横を見なさい。
御子が中断させたのにさらに行ったら、ちょうど絶壁が後ろにあると知らないで、車をバックして絶壁から転げ落ちるように、歩んでいた道から転げ落ちるようになる。

(2015年1月17日 摂理・鄭明析牧師の御言葉)

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日本人人質事件から、4日が経過しました。

湯川さんは、殺害された可能性が極めて高いとの情報が入り、ヨルダンで拘束されている連続自爆テロの実行犯である死刑囚釈放と引換えに、後藤さんを開放するとの要求が国際テロ組織・ISISより突きつけられています。

日本がテロ組織の標的になり、アラブ国とは友好関係にあると言えるのは、もう過去の話になりました。

拘束されている後藤さんは、豊富な戦場取材を重ね、危険地帯を熟知し、訓練も受けたベテランの戦場ジャーナリストだといいます。

「同じ戦争の渦中に暮らしながら、最前線で戦う兵士と成り行きを見送るしかない一般市民の間には、『見えない一線』というものがあります。戦場を訪れるジャーナリストはそこを行き来します。(…)『見えない一線』を越えてしまったら、命の保証はほとんどありません。」

(2014年10月26日 クリスチャントゥディ・後藤健二さんコラム 「戦争に行くという意味」 )

何が危険なのか、身をもって分かっていても、このような最悪の事態になりました。

神様の「ちょっと待った」という声は、届かなかったのかと、胸が締め付けられる思いです。

すべての行為には限界があるから、線を越えるな。
神様は神様が定めた限界までだけ顧み、管理し、観察し、保護してくださる。

(2011年10月28日 摂理・鄭明析牧師の御言葉)

あまり大きく報道はされていませんが、後藤さんは、洗礼を受けたクリスチャンです。

「祈りがどれほど大切なことか実感する毎日です。」
(インディペンデントプレス・”To be or not to be.”コメントより)

後藤さんが設立した会社・インディペンデントプレスの取材記からは、人間の力ではどうしようもない、もはや神様の「帆」でも借りなければ、地球や人という「船」が「正常」に運行しないのではないかと言わんばかりのもどかしさややるせなさが、あまりにも痛切に語られています。

膨大な取材テープの中には、これまで取材現場で出会ってきた子どもたちの痛々しくも文句ひとつ言わずその場でありのままに生きる子どもたちの姿が収められている。彼らの表情を、姿を思い出す。私の前に自分の生き様を見せてくれた。どれも悲しい。私はそれらを世に問うことができているだろうか?いや、到底できていないのだ。
(インディペンデントプレス・”Heal the world, Heal the own.”より)

誰もが閲覧できる形で、衝撃映像を世界中に突き付けるインターネットによるISISの「挑戦」。

平和のために用いられるべき神様が与えて下さった文明の恩恵を、人間がこのように用いてしまっていることが、あまりにも残念で、悔い改めるべきことだと感じます。

色々と、不可解なことも多い今回の事件ですが、今はただ、後藤さんの無事帰還を祈るばかりです。

Sol

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洒落感と抜け感のあるエフォートレスな信仰生活を目指しています多分。スイマー&おしゃれ信仰生活推進委員。仕事は貿易事務。絵を描いたり写真を撮ったり、クリエイティブなことが好きです。