フリースクール義務教育化の議論について

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最近、フリースクールの義務教育化が話題になっていますね。

フリースクールの義務教育化、議員立法に期待 馳文科相 (2015年10月12日 朝日新聞)

少子化のせいか、学校行かない人が増えてるからか、ようやくこの議論が出てきたか~って感じ。

そもそもフリースクールとは?

日本では、「学校」に通うことを選択しなかった人が、主に義務教育の代わりに通っているとされています。
理由はもちろん人によりけりで、いじめで学校に行けなくなってしまったり、ただ学校が合わなかったり、やってらんないと思ったり(Solはコレ?)…まぁ色々でしょうね(・ω・)
公教育の代替的位置づけから、アメリカやイギリスでは「オルタナティブスクール」と呼ばれたりもします。

問題は、フリースクールは公教育ではないので、政府の公的資金援助が一切ないこと。
人件費や施設維持はもちろん自費運営、交通費も「学校」とみなされない為、割引がきかないのです。
また義務教育ではない為、同じように勉強していても、いわゆる卒業資格がもらえない為、大学に行こうと思ったら高卒認定試験(高校卒業と同程度の学力があることを証明する試験)を受けてパスしなければなりません。

だから義務教育化すると、経済的なメリットはもちろん、大学受験に必要な試験も受けずに済むというわけです。

あいまいな義務教育化の線引き

じゃあいいコトじゃん?

と思うのですが、色々問題もあるようです。

フリースクールは言ってみれば民間の学校なので、教育方針や理念はバラバラ。
それを義務教育の枠に入れてよいものか?教育水準低下につながらないか?というのが問題の焦点のようです。
それにそんなことしたらみんな公的な学校行かなくなるかもですしね。

一体どこからどこまでが義務教育の範囲なのか?
その範囲は非常にあいまいで、はたまた認可を受けれるフリースクールと、受けられないフリースクールの「格差」も生まれそうですこの制度。

民間は民間として運営を

個人的には、大学に進学できるラインさえあるならば、民間は民間でそのまま義務教育化せずもうちょっと頑張ってほしいなと思います。

だって、義務教育が合わない人たちが主に集まってるんだから、そこであえて義務教育化することは、自分たちの首を絞めることになるような気がするんです。
カリキュラムとか色々規制ができて、全然「フリー」な教育じゃなくなるのでは?と。
そもそも今の義務教育の内容や進め方が「正しい」かも疑問ですし。

だから本質がズレてる気すらします。
経済的なメリットはあると思いますが、それ以上に失うものもあるのではないかな?と。

それじゃ家計が大変だという声もあるかもしれませんが、そもそも教育は人任せにするものではないとSolは思っているので、もうちょっと親が義務教育の矛盾を突き詰めて、相応のお金と時間をかけて「一緒」に民間学校と(国の)教育をつくりあげてゆく姿勢が必要だと思っています。そうでなければ、いつまでたっても画一的な教育しか生まれません。

その結果が、フリーターやニートの増加ではないかと。
人間の根幹である「教育」への投資をケチったら、先は見えているんじゃないかな。

教育ももっと多様に、安易に人に頼らず(やれる人で)つくりあげていったらいいとSolは思いますが、みなさんはどう思いますか?

ABOUTこの記事をかいた人

キリスト教福音宣教会(通称:摂理)のブロガー。普段は総合職で海外とつながるお仕事。女性の社会進出に興味有。漫画を描いたり写真を撮ったり泳いだり、多趣味極まりない感じで、色んなものが飛び出します。