ザッカ―バーグ氏の時価5.5兆円の寄付は節税目的?

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Image from BBC news

Facebook創始者のマークザッカ―バーグ氏が、娘さんの誕生日に合わせて株式の99%である約5.5兆円をチャリティにあてることがニュースになりました。

ザッカーバーグ氏、FB株寄付へ 時価総額5.5兆円(朝日新聞)
Facebook’s Mark Zuckerberg to give away 99% of shares (BBCnews)

さすが・・という感じですが、これに対して節税や脱税目的だという意見があるようです。

Facebook創業者のM・ザッカーバーグ氏の寄付は「いい話」でもなんでもないという現実

分かりやすいはキャスターの長谷川豊さんのこのブログかな?めっちゃ炎上系。

…簡単に言ってしまえば、「節税対策」なのだ。

大量の資産を保持する人間は社会貢献のために「寄付」という形で何らかの「団体」を設立する。すると、あくまで社会に対する「寄付行為」でしかないので、その金額に該当する税金が免除されるという仕組みだ。なので、アメリカの多くの富豪たちがドネーションを行うのだが、実態はただの節税対策だったりするのが実態なのだ。

LLCとして社会のためにお金をまわすという姿勢

ふぅん、という感じです。確かに「とりあえず建てた」的な形式的な慈善団体も多く存在するので、そういう側面もあるかもしれません。が、ザッカーバーグ氏が設立した Chan-Zuckerberg Initiative は伝統的な慈善団体ではなくLLC(有限責任会社)。これが既存の寄付のあり方=富豪のあり方とは一線を画す点で、新しいチャリティの形を提示していると思うのです。

By using an LLC instead of a traditional foundation, we receive no tax benefit from transferring our shares to the Chan Zuckerberg Initiative, but we gain flexibility to execute our mission more effectively. In fact, if we transferred our shares to a traditional foundation, then we would have received an immediate tax benefit, but by using an LLC we do not. And just like everyone else, we will pay capital gains taxes when our shares are sold by the LLC. (Zuckerburg’s facebook on 3rd Dec)

本人は、自らのfacebookで、寄付で成り立つ慈善団体でなく、柔軟に有限会社としてまわすスタンスを強調しています。節々に語られる言葉からは、自分の利益というよりは、持続可能な社会のための利益を生み出そうとする、チャレンジングかつ楽しんでいる姿勢を感じるのです。節税なのかどうなのか考える前に、本人のFBを見て、まず自分がどう感じるかが大事だと思います。

The role of philanthropy is to invest in important areas that companies and governments aren’t funding — either because they may not be profitable for companies or because they are too long term for people to want to invest now. (Zuckerburg’s facebook on 4th Dec)

利益にならず、長期的な試作が求められることから、政府や企業が資金を投じてこなかった分野に投資する。伝統的な慈善団体への寄付や運営ではなく、LLCとして長期的な事業として自ら運営し、社会の問題を解決してゆくのは、これからの最先端の起業家のあり方なんじゃないかな?

というか、たとえ今日一文無しになっても、明日には起業できるぐらいの人が、脱税とか節税とか、そんな小さなこと考えるだろうかとも思います(笑)facebookも賛否両論ありますが、正しく使えば素晴らしいツールだと思うので、本当に時代に必要なものって、人間ができてないと生み出せないと思うわけです。

ちなみにこちらの記事も、反論記事(?)として分かりやすいのでご参考までに。
ザッカーバーグ、時価5兆円の寄付は節税対策? 「より目的を達成しやすくするため」と反論
イケダハヤト氏の「ザッカーバーグの巨額寄付はただの節税だ(ドヤッ」と語る人が見過ごしていること。も面白いです。「じゃあ、自分も節税も兼ねて寄付してみるか」と行動する人を増やす言葉を語ってほしいですね。というくだりに共感。

ザッカーバーグ氏の5.5兆円寄付、みなさんはどう思いますか?

ところで・・・

「そもそも文化的背景が違う」という意見もありますが、これは深堀りすると本当に面白いテーマです。少なくとも、Solは信仰を持つようになったから、そもそも何でザッカーバーグ氏のような考え方が生まれるのかも感覚的に分かるようになりましたし、欧米の富豪がこぞって寄付しようとするのかも、聖書で解けるようになりました(だから余計、節税とかが小さく見えるのかも)。「寄付とかチャリティとかうさん臭い。金持ちの自己満足だ。」というハナクソのように小さな価値観は根底から覆されましたね。

これはまた、追々書いてゆくことにしましょう(・ω・)/

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洒落感と抜け感のあるエフォートレスな信仰生活を目指しています多分。スイマー&おしゃれ信仰生活推進委員。仕事は貿易事務。絵を描いたり写真を撮ったり、クリエイティブなことが好きです。