アニメの海外進出から露呈する日本の国際性

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国民的アニメのちびまる子ちゃんが、台湾と香港で大ヒットしているそうです。
最近は「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」が映画化に。(Solはりぼん連載中からの読者だったので、イタリア出てくるとか違和感満載…w)

日本のアニメ海外進出・国際化バンザイ!と言いたいところですが、毎日新聞記者のコラムが興味深かったので抜粋。

木語・不思議な香港少女=金子秀敏(2015年12月24日 毎日新聞朝刊)

最近、「おかしい」という不満や怒りの声が出ている。

外国から来た子のなかに「香港のシンニーちゃん」がいる。予告編のミニ語学講座で、香港語の「ありがとう」は「謝々(シェイシェイ)」だと教える。香港人はがっかり。

香港で日常使われる言語は広東語で、ありがとうは「多謝(トーチェ)」。「謝々」は大陸で使われる標準中国語だ。香港人は疑った。「シンニーはきっと香港から来た子ではない」。確かに、画面の表示は大陸で使う簡体字。香港の繁体字ではない。

これは、(アニメ制作にかかわった)日本人の教養のなさが露呈されてると思います・・。
誰か指摘しなかったのかなぁ・・。

「ちびまる子ちゃんを(広東語の)テレビで見て育った香港のファン」の抗議文をネットで見た。「香港人にとって(香港の言語は北京語だという)この動画は我々の文化と母語に対する侮辱」と広東語と日本語で書いてある。

まぁそうでしょう。
どんな内容の映画かは知りませんが、イタリアやら香港やら、ここまで多様な人種を扱うのであれば、言語問題は慎重になるべきですし、第三者のチェックも欠かせません。
1つの国、1つの民族、1つの言語、なんて日本ぐらい。

だけれども、それが国際的に見たときにいかに「異色」か、どれだけの人が実感しているのだろうと、こういうニュースを聞く度に思うのです。

かくいう私も他人事とは思えず、摂理でも香港や台湾の人たちと関わることも多いから、気を付けようと思ったのでした。

(画像は公式サイトより)

ABOUTこの記事をかいた人

キリスト教福音宣教会(通称:摂理)のブロガー。普段は総合職で海外とつながるお仕事。女性の社会進出に興味有。漫画を描いたり写真を撮ったり泳いだり、多趣味極まりない感じで、色んなものが飛び出します。