
日本からメキシコまで直行便で行くには、成田からエアロメヒコというメキシコ系エアラインがありますが、このエアロメヒコ(写真)、CA(客室乗務員)とは別に、専属通訳がいるそうです。
機内通訳は、一般のキャビンクルーとは異なり、業務のメインは通訳による日本人乗客へのサポートである。
けれど実際の仕事は、通訳業務だけにとどまらない。「たとえばビジネスクラスで和食をお持ちする際に、日本の文化をある程度理解していないと、サービスがちぐはぐになってしまう場合があります」と彼女(通訳)は言う。
「(…)(CAたちが)私たち通訳に『これはどうすればいいの?』と、色々頼りにしてくれるんです」
(FUJI AIRWAYS GUIDE 5月号より)
日本人クルーがほぼいないメキシコ系エアラインでは、ごはんをお茶碗に高く盛り付けてしまったり、盛り付けがよく分からなかったり、日本人向けのサービスの仕方に戸惑うようです。
だから専属通訳が、両者をつなぐ「橋渡し」をするのだとか。
最初は「へぇ~」ぐらいにしか思わなかったのですが、
この話を聞いて思い出したのが、
信仰の世界での「通訳」という橋渡しの存在。
私たち人間は神様のことがよく分からないし、
直接神様ともやりとりすることができないから、
鄭明析先生が「通訳」として
神様が考えていらっしゃることを御言葉で伝えて下さいます。
この「通訳」がいるから、
お互い疎通することができるんだよな~
なんて、エアロメヒコの話を読んで感じたのでした。