積むべきは「信頼」

貿易事務の仕事をしていると、
関税・消費税の立替えをすることがあります。

これは、貨物を外国から輸入する際に発生するお金で、
輸入する貨物の種類や額に応じて、決定されます。
そのお金は貿易の中枢を担う役所である税関に支払われます。

コンビニで何か買ったら(=輸入)、
消費税(関税・消費税)が発生して、
国(税関)に支払う、そんなイメージ。

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高価だったり、輸入規制が厳しいものだと、
その額は数十万、数百万にのぼることもあります。

Solの会社の業務のひとつは、
このお金をお客様の代わりになって、
すぐに立替えて支払うこと。

この支払がされなければ、
貨物を港や空港から引き取ることができず、
手配が滞るからです。

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ここで問題になるのが、
どれだけその立替額を許容するか?ということ。

大手や業績が良い会社なら、
後から必ず支払ってくれることがほとんどですが、
中小や個人経営のような会社だと、
許容額を越えたとき、会社は慎重になります。

10万、20万ならまだしも、
2~3人の会社で、100万単位の立替額が発生すると、
ここ倒産しない?ちゃんと払える?ということになるわけです。

倒産してしまったら、1円も立替えた分は戻ってこないので、
業績を調べたり会社の調査を細かくします。

実際、色々なお客様がいるもので、
リアルに倒産してしまったり、
輸入した商品が「売れたら支払う」と後から言ってくる方もいらしゃるようで(こんな人本当にいるようです)、「信頼」がカギとなってくる業務です。

2名の会社で業績は一定でも、
それを長年維持し続けていたり、
こちらとも良好な関係を築こうといつも協力的だったりすると、
信頼度合いは必然的に上がってきますからね。

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最近、「信頼の時代」なんて耳にしますが、
ネットで簡単に人とつながることができて、
簡単に起業や色々なことができてしまう時代だから、
一見それらしいものが世にはあふれていて、
本質を見極めるのが極めて難しいです。

人を疑いたくはないけれど、
疑ってかからなければいけないことがあるのも事実。

特に金銭面では、
信頼していてもシビアになるぐらいが多分よくて、
チョンミョンソク先生は、
「(お金を貸すなら)返ってこないのを覚悟で貸しなさい」
とおっしゃったそうです。

それでも貸すか貸さないかのの判断は、
最終的にどれだけ相手と信頼関係が築けているかが大きくて、
これは金銭面だけでなく、すべてのことに言えるなと思いました。

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何かをしてもらおうとするなら、
自分がそれに値する信頼を積んでいるか。

それは「結果」というより
「過程」で大きく判断されます。

天の前でも、自分が信頼される行いをしてるかどうかで、
受けるものが決定されるなと、
会社を調査しながら、感じたのでした。

ABOUTこの記事をかいた人

摂理の日常を描いてます。社会人で導かれ教会に通うようになりました。宗教や信仰を身近に感じてもらえたら嬉しいです。スイマー・おしゃれ信仰生活推進委員。今ハマってるものはインテリア♪インターネットが好きです。