
社会人になり信仰を持ち始め約9年。
現在、国際物流関係の仕事をしている私ですが
実は、今の会社は4社目だったりします。
転職回数は、一般の人よりは少し多いかもしれません。
けれども、そのどれもが、
「お給料を上げたい」とか
「新しいことに挑戦したい」とか
「スキルを上げたい」とか
俗に言う一般的な転職理由ではなく
完全に信仰的な理由でした。
上記は全て叶いましたが、
それは結果として得たものです。
私はいわゆる有名大学を出て
名のしれた企業に入るような
エリート路線を歩んできた人ではなく
むしろ全く逆で、大学を卒業して2ヶ月は、
職にも就かず路頭に迷っていた人でした。
派遣や契約社員も経験しました。
それでも今こうして、
新卒では入ることができなかった(見向きもしなかった)であろう大手企業に入り、総合職で働けているのは、神様の働きだと認めざるを得ません。
今週の御言葉で
神様の目的を成す人に神様は大きく働かれる
ということが伝えられたので、
若干黒歴史感ありますが(笑)
自分の転職について書いてみますね。
1社目:神様との出会い
私が大学を卒業して初めて就職したのは、
空港にある倉庫会社でした。
飛行機で運ばれる国際貨物を
取り扱う会社と言ったら分かりますでしょうか。
そこで契約社員の事務として働いていました。
日々、輸出入される貨物を、
専門業社さんに引き渡す手配をしたり
飛行機への積み下ろしの作業をしたり、
倉庫事務といえど、やることは多岐に渡り、
(事務といえど自分のデスクはなく倉庫や事務所を走り回っている状態…)
毎日時間に追われるような仕事でした。
そして飛行機に合わせて動くので、
早朝や深夜もシフトで出勤…。
2連休は月2回、休みは深夜明けに設定され、
その翌日は早朝出勤というような、
なかなかハードなスケジュールで、
私は、その最中に聖書を学び始めました。
空港の近くに住んでいたので、
1時間半かけて、瞬間休みを見つけて
御言葉を聞きに行っていました。
お金もなかったので、
いつもユニクロの黒い服を着ていたと思います^^;
そして御言葉を聞くうちに、
これはもう少し生活を安定させて
コンスタントに聞いたほうがいいな…
と思い始め、シフトで主日礼拝参加も難しかったので、
1年を区切りに転職を考えるようになりました。
教会のお姉さん方からは
「聖書を中心にすれば人生はうまくいく」と言われ
会って間もない人に、根拠のないことをこんなにも確信を持って言えるってスゴイな。
でもなぜか納得できる自分がいるな。これが信仰かな。
なんて思いながら聞いていましたが
御言葉をもっと学びたい一心でお祈りをしていたところ
空港内で別の国際貨物を取り扱う会社が
契約満期のタイミングで募集をかけ
派遣社員でしたが、そこに飛び込むことにしました。
忘れもしない
「ひととき ふたとき はんとき」という
時についての御言葉を牧師さんに伝えて頂き、
興奮覚めやらぬ中、
その足で午後、面接に行ったのを覚えています。
そしてめでたく(?)採用。
土日休みが確保され
派遣でしたがお給料も気持ち上がり、
牧師先生の故郷である韓国にも行けるようになりました。
2社目:激務からの派遣切り
衝撃的な見出しですが、そのままです。
私が採用されたのは、産休に入るベテラン正社員の人の代わりでした。
つまり何を意味するかというと、全然、仕事が追いつかない!
つながりのある仕事とはいえ、
仕事の内容や範囲も前職とは全く異なり
今思うと「よく採用したな…」と思いますが、
少人数の職場でフォローも追いつかず
新しく赴任した営業の方も不慣れで、
連日、遅くまでの残業が数ヶ月続きました。
ただこの経験でスキルもアップし
残業も減り、仕事も落ち着いてきたため、
若干物足りなさを感じ始めつつも
もうしばらくはこのまま働いて
御言葉を学ぼうと考えていた矢先でした。


は?(デジャブ)
(これは、新聞やニュースで話題になってる派遣切りというやつでは…?まさか、自分が??)
もうすでに会社で決まっていることだったので
退職せざるを得なくなり、
貯金もなくマッハで次の仕事を探しました。
そんな中、今度は、空港内での正社員の仕事が
タイミングよく出てくるようになったのです。神様!
3社目:仕事の基盤をつくれた期間
3社目は、2社目と同業他社だったため、
1,2社目で培った知識と経験、
ポテンシャルを売り込んで採用されました。
まぁここも、またしても小規模の職場で、
航空・海上・輸出・輸入、
全てをオールラウンドに任される職場だったので
過去どの職場よりも業務の幅が広く深く
毎日あっという間に夕方になる程、
正直、忙しかったです。(空港は忙しい…)
ブログを始めたり
教会のこともあれこれやり始めていたから
礼拝後は毎週、疲れて頭痛の日々でした…。
けれども、正社員になったことで経済は安定し、
1年働かなくても生活できるだけのお金も貯まりました。
転職でしっかりPRできるだけのスキルもつきました。
ここで6年半程働いて、退職→1年間の教会活動を経て、
再度転職し、今に至ります。(最後の転職の過程はこちら)
働いている時は、家が遠方で教会活動も制限がありましたが、
幅広いスキルを身につけることができたため
結果、仕事を辞めて思いっきり信仰に投資でき、
遠回りはしましたが、神様の御心だったと思います。
「石の上にも3年」という幻想
思えば、最初に仕事に就いた時、
私は「仕事は3年は続けなければ」という考えが強かったと思います。
なので、最初の職場を1年で辞める時は正直、
本当にいいのだろうか?と考えました。
けれども、結果的に、
マストでないことが分かりましたし、
それよりも、仕事の一貫性や、
向上心を持って取り組んでいるかが大事だと感じました。
どういうマインドで働いているかが説明できれば
期間はあまり重要ではないのかなと思います。
<神様の目的>の中に<自分の目的>がある
まとめると…
1社目:シフト生活から聖書をもっと学びたく転職
2社目:生活は落ち着くも派遣切り→からの正社員
3社目:教会にフルコミットしたく退職
4社目:コロナで派遣→からの大手総合職に転職
これだけ見ても分かるとおり、
私は正直、要領の良い人間では決してなく、
貿易の仕事も夢中になる程好きかといったら全くそうではなく、
クリエイティブとは正反対の法律ガチガチの仕事で、
むしろ苦行に近いのですが、
流れとしては間違ってないと思えるので
神様が願うことを最優先にしていれば必ず経済も信仰もうまくいく
ということをこの過程から学びました。
忙しい仕事ですが、
海外駐在も普通の仕事なので、
海外志向のある私には合ってるのかなと感じます。
<自分の願い>ばかり成そうとしないで、<神様と聖霊様と主の願い>を成して差し上げなさい。そうしてこそ、<自分の生の願い>を成してくださる神様と聖霊様でいらっしゃる。
2021年11月23日 明け方の御言葉
何も知らない人から見ると、
ただキャリア志向が高い人にばかり見えるんですけどね…(ボソッ)
自分の仕事は神様のための仕事
牧師先生の言葉で、
「自分の仕事は神様のための仕事だ」というものがあります。
これは教会の仕事をする=神様の仕事という単純な話ではなく、仕事全般に言えること。
世の中には色々な仕事がありますが、家庭のことだったり、生活のことだったり、自分の職業だったり、そのすべての時間は、根本的には神様が働かれている時間なのだといいます。
神様が自分を通して、この地上で成されたいこと(御心)がある時間、と考えたら分かりやすいかもしれません。
それが何かは、本人と神様しか分かりません。
いや、本人も分からないかもしれない。
私も、今の仕事が今後どうなっていくのかは分かりませんが、
以前、ある人が、
「Solちゃんの貿易事務の記事を通して、仕事の話や世界とつながっていることが分かるだけですごく証になる。」
と言ってくれたことがあり、
仕事そのものがこのブログに活かされることはほとんどありませんが、
まともに(?)働いていることを世の中で認知してもらうだけでも、
意味があることだなと思ったのでした。(思えば私も社会人から来ているので、教会の人たちが社会性を持って仕事をしているかは、結構、重要なポイントだったかも…)
働いてこそ神様を喜ばせ
働いてこそ自由になり
自由になってこそ天国を成すことができる。
今の自分の仕事がどんな仕事であれ、
神様から「任された」仕事だということを分かって、
仕事を通しても、ただ神様が自分に願うことを叶えて差し上げる生を生きたいなと思っています。
派遣の契約は今月末までになりました。