2019年も気づけば大晦日です。
あっという間に過ぎてしまいましたが、
今年、私が一番印象に残った聖句を
紹介させて頂こうかなと思います。
2000年前、律法学者がイエス様を試そうと、
律法の中でどのいましめが一番大切なのか?と
訪ねた時の聖句です。
イエスは言われた、「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。
これがいちばん大切な、第一のいましめである。
第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。
これらの二つのいましめに、律法全体と預言者とが、かかっている」。マタイによる福音書22章37節〜40節
神様を愛すること。
隣人(兄弟姉妹)を愛すること。
この2つが最も大切であると。
クリスマスの礼拝で私はこれを聞いて、
とてもハッとさせられました。
というのも、
信仰生活をしていると、
神様を愛することは前提として、
その次の段階として、
伝道をすることであったり、
何か使命を行うことであったり、
目に見える結果や成果を出すことに
目がいきがちだからです。
「どれだけ隣人を愛しているか」
なんて、極めて数値化しにくいので、
実際、過去数字を求めらる場面に遭遇するたびに、
自分がやっていることは無駄なのでは…と、
意気消沈するしかありませんでした。
もちろん数字も重要なことだけれど、
根本はそこではなくて、
それを通して、どれだけ「愛の器」を広く
もつことができるようになったのかを、
神様はご覧になっていらっしゃるのだと
この聖句を聞いて思いました。
人間の最終的な目的地は、
「神様の愛の対象」になることだから、
全てのことは、その姿に近づく過程でなければいけないし、
そこに人間的な秤や物差しは、通用しないです。
あまりに感動したので、
伝えてくださった牧師さんに感想を送ったら、
このように返信が来ました。
はい、天への愛と、地での兄弟への愛、これがまさに根本ですね^^
新しい人にとっては、まず天への愛がハードル高いのですが、メンバーになると、天は愛しているけれど、兄弟を愛することが今度は大変になったりします(^_^;)
兄弟の愛は、主が願っていることです^^
なぜならば、主は、ペテロに、「私の羊を飼いなさい」と3度も言われましたからね^^
主が愛する人を愛してほしいと思っているわけです★
使命をやればさまざまにぶつかる問題があります。それを通して、主の偉大さを悟るわけです。
(顔文字や星マークが多いのはご愛嬌…)
「天に栄光、地に平和」という標語もありますが、
神様が願っていらっしゃるのは、
天と地の「天国」を成すこと。
神様だけに栄光を帰すのではなく、
この兄弟姉妹との平和が成された上に、
新しい人が来ることができるのだと思いますし、
根本的に備えるべき愛が何なのか、
考えさせられた聖句でした。