<月明洞で最高に重い岩>は153トンくらいある。乗用車で153台、60kgの人2500人くらいの重さだ。悟って見たら、どれほど大きいかも分かるし、動かすのがどれほど大変かも分かる。
*写真はイメージです
摂理の聖地と呼ばれる月明洞(ウォルミョンドン)には、大きな岩がたくさんあります。
もはやどれが何なのか分からない 数えきれないぐらいの岩が作品として置かれているのですが、多くは数㌔や数百㌔の次元ではなく、㌧の次元。
一番重いもので、153㌧あるそうです。
㌔じゃないですよ、㌧(t)です。㌧㌧
野心作で一番大きい岩は、約33トン。
有名な御子岩(写真)は乗用車130台の重さ、つまり13トン。
クレーンで引っ張りあげたそうですが、
ウォルミョンドンの敷地内でも運ぶのが相当大変だったと聞いたことがあります。
万が一つぶされたら一瞬にして死んでしまう重さ…。
素人では到底できません…。
わたしは貿易の仕事をしていることもあり、
この岩の話を聞く度に、輸送コストを考えてしまいまして。
具体的に、考えてみました。
今日、ウォルミョンドンで一番重い岩は153tあるという話を聞いた。
153tだと、飛行機には乗らないから船の輸送だな…クレーンで引っ張る特殊貨物扱いになるから集荷量と保管料高そう、輸出大変そう…絶対イレギュラー起こるパターン…
と岩の話を聞くと、マニアな貿易事務の職業病が発生します。嗚呼
— Sol ☕️💭 (@sol_u21) May 3, 2018
まず必要となるのが、貨物情報。
個数、重量、サイズが必須ですが、
早速サイズが分からない。
高さは2mぐらいで横幅は4mぐらいかしら…と、
かなりざっくりな数値しか出せず、
それでも重量のほうがかなり重いため、
輸送レートは重量に適用されるとして…
でもこれって通常貨物じゃないから
一般の輸送レートは間違いなく不適用。
船会社に問い合わせないと全く分からないレベル。
船積み料:不明
そしてクレーンじゃないと運べないから、
150tの貨物が運べるクレーン…ってそんな手配したことないし!(過去20tぐらいがMAX。それでも色々含めて20万円くらいはかかってた気が…でもこれ普通の貨物です)
釜山港までも相当距離がありますね。
港から遠ければ遠いほど、料金も上がります。
分かりません。
集荷料:不明
船足が長いと、錆止めをしたりするものですが、岩も何かするのかしら…夏はコケとか生えそう。。
クレーンで引っ張るなら、強固な板のようなものに乗せるのかしら…分からない。
梱包料:不明
他にも、待機料やら、取扱料やら、先導車料やら、廃材処理料やら、クレーン返却料やら、なんか色々とイレギュラーなコストが出てきそうです、もうわかりません。
普通の業界人は、分からないと思う。
何の参考にもならないですね。
でも簡単に見積もりできる貨物じゃないことは分かっていただけたでしょうか?
見積もりだけで一日消耗しそうなレベル。(一日で終わればいい)
神様の作品は、やはり一筋縄ではいきません。
サイズ測って見積もり出してみたいけど、概算にしても、特殊すぎて予測がつかない岩の輸送。
船会社、乙仲、運送会社、梱包業者など、色んなところに問い合わせないといけません。
そもそも可能なのか(笑)
類似貨物案件来ないかしら?
— Sol ☕️💭 (@sol_u21) May 3, 2018
いずれにせよ、海外展示をしようと思ったら、
往復で100万はかかると思います。
まぁそれなら、自分が行って見たらいいよね。
でもそんな需要がくるぐらいまで
摂理が大きくなれたらいいなと思う今日この頃です。
将来、パリの美術館とかで展示されるかもしれないですしね。
そんな日が来るといいな。
品名: stone of the God で。
— Sol ☕️💭 (@sol_u21) May 3, 2018
月明洞建築に欠かせないポンソク牧師。
資材の仕入れや輸送についてお伺いしてみたいものです・・。