理想世界は、自分から

私が好きな聖書の御言葉で、
「天国は自分の中にある」というものがあります。

神の国はいつ来るのかと、パリサイ人が尋ねたので、イエスは答えて言われた、「神の国は、見られるかたちで来るものではない。また『見よ、ここにある』『あそこにある』などとも言えない。神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」。ールカによる福音書17章20-21節

神の国、すなわち、理想世界ですが、
これは、メシア(救い主)がきて
一夜にして成されるものではなく、
また目に見える形で成されるものでもなく、
自分の心の中で起こること、なのだと言います。

「メシアがきて理想世界が成される」
ということの根本は、
その方の御言葉を聞いて、一人一人が変化をし、
個人が自分の中で、天国を実現すること。

平和の鍵を握るのは自分であり、
逆を言えば、御言葉による個人の変化なしに、
理想世界は成されないということでもあります。

(イエスは)また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」。ーマタイによる福音書13章31-32節

最初は、小さなからし種のような大きさでも、
成長すると大きくなっていくもの。

理想世界は、
受け身で成されるものではなく、
自ら御言葉を悟って行った時に、
成されるものなのです。

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キリスト教福音宣教会のブロガー。社会人で教会に通うようになり、日常を記録したい思いからブログをはじめました。絵と写真が好き。趣味は水泳&インテリア。名古屋・主の栄光教会所属。