今週の御言葉は「あなたの足から靴を脱ぎなさい」。
靴・・・
Solが摂理の聖地・月明洞(ウォルミョンドン)に行ったときのことを思い出しました。
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去年の秋。
教会のメンバー数名で月明洞に行ったのですが、Solは仕事があったため、夜に合流することに。
仁川空港からバスに乗り継ぎ3時間、大田駅に着くなりキムチ臭漂う車で現地の方が迎えにきて下さり、メンバーの集う食堂へ。
「←」の信号表記虚しくハンドルは勢いよく右に切られ、130km/hで道路を疾走し、何とか無事にメンバーと合流。
車内の韓国語レッスンで覚えた単語などすっかり忘れ、夕食のアヒルを食べ、宿舎への移動時間になりました。
さて帰るか~と、お会計を済ませて、みんながお店を出る中で一人、メンバーの女の子Kちゃんが一言。
「靴がない。」
えー
暗いから見落としてるだけじゃないのー?とみんで探すものの・・
やはり、靴がない。
きっと似たような靴があって、誰かが履いていってしまったのだという結論に。
Kちゃん、この日のために新しく買った靴でした。
仕方なく、下駄箱に放置されていた靴で代替することに。
「ちょっと小さい・・」
翌日。
サイズの合わない靴を履くKちゃんと、主日礼拝を守るため、御子愛の家に向かいました。
この日は、何と鄭明析先生に最も近い女性牧師さんが、現場で急遽伝えて下さることに!
期待に胸を膨らませながら、途中トイレなんかに行きたくなったら大変だ!と、Kちゃんとトイレに行きました。
トイレは広く、人がいっぱいです。
スリッパを脱ぎ、用を済ませ、再びKちゃんと合流。
するとKちゃん。
「スリッパがない。」
なんと。
持参したスリッパは、トイレのスリッパに履き替えたときに自分で持っていなければならないのですが、Kちゃんは日本の感覚でそのままにしてしまったのです。
しかし、明らかにトイレのスリッパとは一線を画すデザインのスリッパ・・。
しかし、しかし、ここは韓国。
誰かがトイレのスリッパと思い込み、そのまま履いていってしまった可能性大です。
しばらく待ってみたものの、Kちゃんのスリッパが現れる気配はなく、Kちゃん、仕方なく素足で礼拝を守ることに。
礼拝後も、トイレに見に行ってみたのですが、スリッパの姿はありませんでした。
***
月明洞では、起こるすべてのことが「啓示」、すなわち神様からのメッセージ、と言われます。
靴は、汚れたものを踏むもの。
自分の考え、主観、凝り固まった脳の体質などを指します。
神は言われた、「ここに近づいてはいけない。足から靴を脱ぎなさい。あなたが立っているその場所は聖なる地だからである。」(出エジプト記3章5節)
Sol「Kちゃん、靴もスリッパもなくなって、何か考えを捨てろってことなのかな?なんかすごいね。」
K「徹底的だ。」
ウソのような、本当の話。
その場にいたSolも、人ごととは思えませんでした。
毎日「あなたの足の靴」、すなわち「あなたの考えと主観と行ない」を脱ぎなさい。
神様と聖霊様と私御子の聖なる地に住みたいのなら、「あなたの足の靴」を脱いで「三位の靴」を履いて行き来しなさい。
(2014年7月20日 摂理・鄭明析牧師の御言葉)
ちなみにこのKちゃん、先日書いた摂理合宿のスポーツで、Solから靴下を借りております。
コントか、と突っ込みたくなりますが、至って真面目なKちゃんです。
あなたがさまざまな汚らわしいものを踏んだものが「靴」だ。
これと同じく、あなたがさまざまに経験したことが「あなたの考え、あなたの主観」だ。
あなたの考えとあなたの主観を捨てなさい。
<人間の考えと主管>は「人間の次元と主管圏」を抜け出せない。
(2014年7月20日 摂理・鄭明析牧師の御言葉)
各自、捨てるべき「靴」を捨てられますよう。
そして、自分の「靴」も点検しつつ、「神様の靴」を履けますように。