摂理の総裁・チョンミョンソク先生は、
「感謝の達人」だと聞いたことがあります。
どんな逆境でも、苦難の中でも、
受け入れがたい状況だとしても、
神様に感謝をする心を忘れないのだと。
振り返れば、先生が刑務所にいらっしゃった10年、
私はその期間に摂理に来たのですが、
そこから伝えられた説教の中で
「愚痴」や「不満」を聞いたことがありません。
無実の罪に追いやった人や状況を
憎むしかない状況の中でも、
むしろ説教では毎回、「感謝」。
いや、感謝を超えて、希望に溢れる御言葉を
毎週のように伝えて下さったのだから、
生きたキリストの精神を感じるしかありませんでした。
(先生の10年の期間はこちらに詳しく掲載されています)
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。
テサロニケ人への第一の手紙5章16節
どんな状況の中でも感謝することが
人生で一番難しいことのように思えます。
生きているだけでも、本当に感謝なことなのに。
<感謝>を忘れたら、傲慢になります。
<感謝>を忘れたら、神様も聖霊様も主も「基本」でだけ接してくれます。
2020.12.6 主日の御言葉「感謝と栄光」
今年も残すところ1か月を切りましたが、
コロナに翻弄された1年だったと思います。
私も、随分、色々思い通りにいかないことがあり、
「コロナでなければ…」と何度思ったか分かりません。
けれども主日の説教では、このように伝えられました。
コロナよって学業と生業に影響を受けて大変になった人たちもいましたが、神様と聖霊が支えていらっしゃるから、信仰が倒れることなく立っていることに感謝することを願います。
感謝することでまた得るようになり、感謝することでもっとよい日を見るようになります。
普通に考えたら、とても感謝できる状況ではないかもしれない。
でもだからこそ、
この状況を悲観的にとらえるのではなく
むしろ「感謝」することを見つけられるように、
先生のように「感謝の達人」となる生を歩んでいきたいと、
御言葉を聞いて、改めて思いました。