こんな映画が公開されるようです。
第2次世界大戦の激戦地〈ハクソー・リッジ〉で武器を持たずに、75人の命を救った兵士の実話だそうです!
銃も手榴弾もナイフさえも、何ひとつ武器を持たずに第2次世界大戦の激戦地〈ハクソー・リッジ〉を駆けまわり、たった1人で75人もの命を救った男がいた。
彼の名は、デズモンド・ドス。
重傷を負って倒れている敵の兵士に手当てを施したことさえある。終戦後、良心的兵役拒否者としては、アメリカ史上初めての名誉勲章が授与された。
なぜ、彼は武器を持つことを拒んだのか?なんのために、命を救い続けたのか? いったいどうやって、奇跡を成し遂げたのか?
歴戦の兵士さえひと目見て言葉を失ったという〈ハクソー・リッジ〉の真に迫る戦闘シーンが、“命を奪う戦場で、命を救おうとした”1人の男の葛藤と強い信念を浮き彫りにしていく─実話から生まれた衝撃の物語。
ー公式サイトより
武力が横暴する今日の国際政治に
一石を投じる作品だと思います。
この話を聞いて真っ先に思い出したのが、
摂理のチョンミョンソク先生のベトナム戦争の話。
先生は当時、ベトナム戦争に徴兵され、
ベトコンに出会ったら必ず殺せという司令を受けたにも関わらず、1人も殺さず、むしろ多くの命を助け勲章までもらったのだといいます。
彼は現地にいた海兵隊員から「現地では多くの人が死ぬだろう」と言われます。
彼は思わず「神様…私は何もいりません。命だけは助けてください」と祈りました。
そのとき空を見上げると、ひときわ青く澄み渡った空が広がっていて、まるで神様の目でもあるかのような感覚にとらわれました。
そのとき心の内に「あなたは命を大事に思う人だから、あなたを必ず生きて帰るようにしてあげよう」という声が聞こえました。
その声を聞いた彼は、感謝して涙をぽたぽたと流しました。
そして彼は神様に一つの約束をしました。「私はこの作戦中は絶対に人を殺しません。相手も私と同じ人間であり、家族もいます。何より神様が創造された人間です。軍事訓練では敵を見つけたらすぐに殺せと教育されましたが、私は人を殺しません。仮に私が殺されても、私は殺しません」。
彼はこの約束どおりに実践しました。
そして作戦中、彼は誰一人として殺すことはありませんでした。
また、他の多くの部隊で数十、数百人の戦死者が出る中、彼が所属する部隊では、戦死者はたった2人しか出ませんでした。
平和のために武力は必要か?
という根本の問いを与えてくれるこの映画とチョンミョンソク先生のメッセージ。
自国や他国を守るための武力って?
映画のメッセージを
しっかり受け止めたいですね。