この
人の顔のかたちをした岩のすぐ側に
大きな松の木があります。
ここは、鄭明析(チョンミョンソク)先生が、青年時代、神様と祈りで対話をされた場所。
当時、聖書を読みふけり、神様を信じて生きるものの、「私の人生はどのようになるのだろう?」と漠然とした未来に希望を見いだせなかったそうです。
神様がひとことでも「あなたは牧師になる」などと言ってくだされば、希望を見出して前に進めたけれども、そのような声が聞こえることは、決してなかったのだとか。
けれども後から、神様は先のことは教えないということを深く悟ったそうです。
もし教えてしまったら、その言葉を意識して「自分の考え」で動くようになってしまうから、その時の神様の御心が成されません。
自分が行なうべき「責任分担」が果たせず、御心を壊してしまうようになります。
だからあなたたちもそのように
たとえ将来の道が分からないとしても
必ず神様の御心(願う道)があるから
落胆したり不安になったりしないで
ただ御心が成されるときまで前進しよう
そんなメッセージを伝えて下さるようです。
この松の木を見ながら、そんな先生と神様の経緯と、自分自身の未来について、思いをめぐらせました。